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研究段階の構想です。試作機はマネキンと模擬呼吸装置で検証済みで、人を対象とした試験と地域での社会実験はこれからです。

Measures for the Next Pandemic
次のパンデミックは、社会を止めずに乗り越える。

COVID-19では、感染を抑える手段の中心が行動制限とロックダウンでした。本研究は、もう一つの選択肢をつくります。一人ひとりが吸う空気を浄化して感染性エアロゾルの吸入そのものを減らすこと(PAPR for Everyone)、そしてそれを支える高解像度の感染症計測を、プライバシーを守ったまま社会的に可能にすること(プライバシー基盤)です。

PAPR for Everyone が描く、次のパンデミックの街(イメージ)

PAPR for Everyone が描く、次のパンデミックの街(イメージ)

要点

  1. 止めるのは社会ではなく、吸入曝露。陽圧型の電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)は、HEPAフィルターで浄化した空気を呼吸域に送り続け、隙間からの外気の流入を抑えます。作用するのは感染に先立つ物理過程なので、病原体の種類を問いません。
  2. 一般市民が使える価格と形にする。主要部品はフィルター・ポンプ・電池で、試作機の部品代は約40ドルです。
  3. 測れる装置にする。1個の差圧センサで、装着の有無・呼吸流量・マスクの漏れを推定し、スマートフォンに伝えます。
  4. 「常時装着」を強いない。外してよい時間を各人に配分する時間管理型運用(PWS-NET)で、感染対策と個人の自由を両立させます。
  5. 計測を支えるのは信頼。COVID-19は「計測の失敗」でもありました。情報の出口を検証可能に統治する VRAIO によって、プライバシー保護を計測の制約ではなく前提条件に変えます。
  6. 次は検証の段階。2020年の構想提案から6年、査読論文と特許を積み上げ、2026年に公衆衛生上の正式な評価対象とすることを提言しました。
APF 1000陽圧型(フード・ヘルメット型)PAPRの指定防護係数。所定の条件で吸入エアロゾル濃度を外気の約1/1000に(医療用マスクは APF 10)
約55%再生産数 Rt=2 を 0.9 に下げるのに必要な常時装着率(給気側を完全に遮蔽できる理想条件のモデル計算)
約40ドル研究室で製作した低価格試作機の部品代
3件PAPR関連の登録特許(国内)

数値の前提と出典は各章に示しています。

どこから読むか

目次

English: Measures for the Next Pandemic (English) | 関連サイト:FMPS + VRAIO:街路灯から始める公共安全インフラ


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Measures for the Next Pandemic:社会を止めずに感染を抑える工学と社会基盤|藤井雄作(群馬大学)
研究段階の内容です。数値はモデル計算または試作機での測定値です。