新型コロナ「自粛解除の判断基準」の致命的な問題点 (JBpress)
PCR検査を増やそうとしている中で,『新規感染者数』を判断基準にするのはきわめて非合理的であることを指摘しています.
PCR検査を増やそうとしている中で,『新規感染者数』を判断基準にするのはきわめて非合理的であることを指摘しています.
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の検査データの取り扱いに関する重大な問題点を指摘しています.そして,「検査(PCR検査,抗原検査,抗体検査)体制の大拡充,検査精度(感度,特異度)の正確な見積もり,検査精度の高精度化の必要性」を提言しています.
感染が拡大し過ぎ,武漢ウイルスの根絶ではなく,共存を目指さざるを得ないと考えを改めた上での提言です.
新型コロナ禍収束に向けた1つの方向性として,「緻密な検査に基づき,十分な“防御”をした上で,集団免疫獲得を目指すこと」を提案しています.「集団免疫戦略」として一般的に想起されるような,「無防備(ノーガード)で感染拡大を図る戦略」とは異なります.治療法・予防法の早期開発が期待できない現状においては,結局のところ,集団免疫を獲得した状態になるまで収束し得ないという認識に立ち,集団免疫を獲得するまでの“社会負荷を最小化”することに焦点を絞ります.小さな免疫保有者率で集団免疫獲得できるように社会様態を変革しつつ,重症化リスクの大きな人々を保護しつつ,重症化懸念の小さな人々には感染・治癒・免疫獲得を図ってもらうことを通して,“最小の社会負荷”により,“集団免疫を獲得”しようという戦略です.
→ JBpress掲載版(2020.05.12)(少し編集されて,上記とは異なります.)
武漢ウイルスを,国内から根絶できる可能性を信じていたときの提言です.