プレス発表 PRESS RELEASE
社会実験サイトの公募
「e自警ネットカメラ」を活用した安全・安心な街作りを目指して
〜 閲覧行為の完全な記録による悪用防止 〜
社会実験の実施団体(サイト)の募集に関する説明資料(PDFファイル)
(最終更新日: 2016年9月11日)
【プレス発表】
日時:2016年9月12日(月) 1500〜16:00
場所:群馬大学 桐生キャンパス 総合研究棟5階502教室(〒373-8515 群馬県桐生市天神町1-5-1)
概要:閲覧行為を完全に記録することにより,画像の悪用を防止する新しいネットワークカメラシステム「e自警ネットカメラ」を用いた社会実験サイトの公募を行います.世界初の「e自警ネットカメラを用いた社会実験」を,全国の4地区(4団体)で,同時に実施することを計画しています.
目的:提案するコンセプト「閲覧行為の完全な記録」(特願2015-167298)は,通学路を含む全ての公共スペースが,防犯カメラにより死角なしに見守られる近未来において,一般市民のプライバシー保護の為の必須要件になると考えます.本社会実験においては,「閲覧行為の完全な記録」を実現可能な新しいネットワークカメラシステム「e自警ネットカメラ」を住宅街などに実際に設置し,運用することを通して,提案するコンセプト「閲覧行為の完全な記録」の有効性を検証することを目的とします.
公募条件:
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公募する実施団体の種類:市町村,町内会など
A
公募する実施団体の数:4団体程度
B
e自警ネットカメラの提供台数:7-8台/団体×4団体=28-32台
C
公募期間:2016年9月12日(月)〜2016年10月12日(水)
D
実施期間(暫定):2017年1月10日(火)〜2018年1月10日(水)(約1年間を予定)
E
研究グループが負担・実施するもの:
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e自警ネットカメラ(本体)の提供
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e自警ネットカメラシステム(記録サーバーを含む)のメンテナンス
(注) 研究グループは,個々の実施団体が定める暗唱コードを知らず,画像閲覧は不可能な状態を作ります.
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社会実験用の情報提供ウェブサイト(実験サイト毎に用意)を通じた情報提供
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電子メール等による打合せ,技術サポートなど
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アンケート調査用紙の作製,および,結果の集計・解析
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社会実験の成果の情報発信(新聞発表,論文発表,など)
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社会実験の成果に関する説明会,シンポジウム,国際会議等の開催
F
実施団体が負担・実施するもの:
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運用規定の作成
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住民説明会の開催
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カメラ設置場所の選定
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暗唱コードの設定・管理
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カメラの設置・運用・撤去
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研究グループからの要請に基づく回覧板等を使ったアンケート調査の実施(実験期間中1-2回程度)
(注) 社会実験期間終了後のカメラの取り扱いについては,研究グループに返却していただいても良いし,あるいは,自己責任でそのまま使っていただいても良い.
(注) カメラ設置場所としては,一般家庭のWi-Fi環境を使わせていただける場所に限ります.