プレス発表 PRESS RELEASE

 

防犯カメラ用の自己紹介機能の開発

〜 防犯カメラはその素性を,通行人に告知するべきか? 〜

Self-Introduction Function for Security Cameras 

-      Should Security Cameras Identify Themselves to Passers-by ? -

 

発表日: 20151226日(土)

Release date: 26th December 2015

 

[Japanese version (日本語版)]

 

防犯カメラ用の自己紹介機能の開発

〜 防犯カメラはその素性を,通行人に告知するべきか? 〜

 

プレス発表資料(日本語版)(PDFファイル) (更新作業中)

(最終更新日: 20151224)

 

システム詳細(日本語版)(PDFファイル) (更新作業中)

(最終更新日: 20151226)

 

防犯カメラの素性(管理者,設置場所,運用方法,プライバシー保護などに関する情報)を,防犯カメラ自身が,通行人の携帯電話に知らしめる機能(=自己紹介機能)を発明・開発し,e自警ネットカメラの試作システムに導入しました.この「防犯カメラ用の自己紹介機能」の発明は,20156月に特許登録(特許第5757048号)されました.

 

防犯カメラの前を通る通行人は,防犯カメラにより強制的に撮影されます.通行人には,当該防犯カメラの素性(管理者,設置場所,運用方法,プライバシー保護などに関する情報)を知る権利があると考えます.現時点においては,「防犯カメラ作動中」等の掲示により,防犯カメラの存在・素性を知らしめることが,条例等で義務付けられています.

 

近い将来,防犯カメラの低価格化・高性能化により,防犯カメラの繁華街・住宅街への高密度設置が進み,屋外のあらゆる所で,防犯カメラによるきめ細かな撮影・録画が行われることが予想されます.通行人(被撮影者)の知る権利を,より確実に守る方策が求められてくると考えます.

 

[English version]

Self-Introduction Function for Security Cameras

-       Should Security Cameras Identify Themselves to Passers-By  -

 

Press Release (English) (PDF file)

( Last update: 24 December 2015. )